午後からは馬籠宿から7kmほどの長野県の妻籠宿へ。
こちらはうってかわって古い街並みが残っています。石場建てと言う日本の伝統構法で柱が石の上に建っていて土台がほとんど地面と接しています。また外壁の木材も年季が入って赤茶けているので趣きがありました。
気合の入ったディテールです。
雨樋も木製で街並みに溶け込んでいました。
ただ、コロナ禍とはいえ街には活気が感じられません。お邪魔したカフェの定員さん曰く、『売らない・貸さない・壊さない』という行政の方針により、リノベーションができなかったりで住民が転出してしまい空き家が増えてしまったそうです。